中大規模木造建築の可能性
特別養護老人ホームの増築で、新たに44名の方が入居できる施設が木造木造で建設されました。弊社は設計監理としてこのプロジェクトに参加し、延べ床面積1800㎡という規模の中大規模木造建築に取り組みました。特別養護老人ホームという用途により、耐火建築物である必要があり、火熱に対し弱点のある木材の利用には制限が多かったのですが、近年脱炭素の促進策の一つとして、建築基準法の改正が進み、木材利用は拡大しつつあります。木造は鉄筋コンクリート造や鉄骨造と比べて、ローコスト建築を実現しやすく、短工期での建設も可能です。弊社では、今後も住宅以外でも木造建築を進めてまいります。