賃貸マンションの住宅設備

マンションは賃貸だから住宅設備は普及品でよい、という考えはかなり古めかしく聞こえるようになりました。あるいは、地域格差によることが多いけれども、入居者ターゲットの絞り込みによって仕様は様々になりました。

昔からそうだともいえますが、人口減少傾向の今は、こういう戦略が顕著になっています。仕様の豪華さやサイズだけでなく、バリアフリー性能、省エネ性能への関心が近年高まってきています。

住宅設備は最もコストのかかる部分ですから、簡単にはグレードアップすることもできませんが、売り文句になることは間違いありません。コロナ禍による在宅勤務が増え、インターネット無料が標準的になってきた時代には、部屋の利用時間が長くなり、住宅設備への関心はさらに高まっています。